食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03720490149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触材料に使用する2H-パーフルオロ-[(5 ,8 ,11 ,14-テトラメチル)-テトラエチレングリコールエチルプロピルエーテル]の安全性評価に係る科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年12月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は12月5日、食品接触材料に使用する2H-パーフルオロ-[(5 ,8 ,11 ,14-テトラメチル)-テトラエチレングリコールエチルプロピルエーテル]の安全性評価に係る科学的意見書を公表した。概要は以下のとおり。 2H-パーフルオロ-[(5 ,8 ,11 ,14-テトラメチル)-テトラエチレングリコールエチルプロピルエーテル]は、焼結及び非焼結の加工でフッ素樹脂の製造のための重合体製造助剤(PPA)として使用する。最終製品は、一回及び繰り返し使用し、あらゆる温度であらゆる種類の食品と接触し使用することを意図している。非常に保守的な(訳注:より安全側に立った)仮定に基づいた移行モデルでは、推定される当該物質の移行は、300℃で非焼結の製品における測定量で、1μg/kg食品の範囲である。繰り返し使用する場合は、毎回の使用後、移行量はかなり少なくなっていくであろう。3つの適切に実施したin vitro遺伝毒性試験の結果が陰性であることに基づき、EFSAの「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は当該物質を非遺伝毒性物質であると見なす。CEFパネルは、当該物質をフッ素樹脂製造の重合反応のPPAとしてのみ使用し、以下の条件を満たすならば消費者にとって安全上の懸念はないと結論づけた。 条件A:360℃かそれ以上で少なくとも10分間又は同等となる一層の高温でより短時間の焼結又は非焼結の加工で製造し、繰り返し及び一回の使用の材料及び製品。 条件B:300℃から最大で360℃で少なくとも10分間の非焼結の加工でのみ製造し、繰り返し使用する材料及び製品。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2012(2012.12.12)P11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2978.htm |