食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03710290104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、リコッタチーズが原因とみられるListeria monocytogenesによる集団感染情報を更新(最終版)
資料日付 2012年11月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は11月21日、リコッタチーズが原因とみられるListeria monocytogenesによる集団感染情報を更新した(最終版)。概要は以下のとおり。
 14州から22人の感染届出があった。感染者は3月28日から10月6日までの間に診断を受け、20人が入院した。22人中6人が妊婦で、3人が新生児であった。残りの13人は年齢が30歳~87歳(中央値77歳)で、女性が54%を占める。4人が死亡しており、このうち2人は感染が死因とされる。胎児の死亡も1件届出があった。
 面談調査を行った感染者のうち7人がイタリア産リコッタチーズ(Frescolina Marteブランド)を喫食していたため、これが原因とみられる。しかし感染者の多くは、多種多様なチーズを様々な販路から入手して摂取しているため、調査は困難を極めた。おそらく、まな板等の器具を介して、異種チーズ間での交差汚染が生じたと考えられる。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(微生物)No.24/2012(2012.11.28)P6-8
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/listeria/outbreaks/cheese-09-12/index.html