食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03700350450 |
タイトル | Eurosurveillance:「2011~2012年にマレーシアのティオマン島からの帰国者に発生した集団肉胞子虫様急性筋疾患」 |
資料日付 | 2012年11月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 17 , Issue 45 , 08 November 2012)に掲載された論文「2011~2012年にマレーシアのティオマン島からの帰国者に発生した集団肉胞子虫様急性筋疾患」の概要は以下のとおり。 2012年11月4日までにマレーシアのティオマン島への旅行と関連する肉胞子虫(Sarcocystis)様急性筋疾患の患者が100人確認されている。35人は2011年7、8月に、65人は2012年7、8月に同地へ旅行しており、現在進行中の集団感染症が示唆される。疫学調査が進められている。公衆衛生当局及び臨床医は、ヒトでは報告がまれな当該疾病に注意を払い、ティオマン島からの帰国者の診断は区別して行なうべきである。 2012年7月27日~11月4日に欧州で確認された65人の患者は、全員がマレー半島の東海岸沖にあるティオマン島に渡航歴があった。患者の内訳はドイツ人25人、フランス人20人、オランダ人12人、スイス人3人、ベルギー人2人、スペイン人2人、シンガポール人1人である。これらの患者は2011年に始まった集団感染の第2波とみられる。 これまでヒトの筋肉での肉胞子虫症の報告は100件に満たず、大部分が無症状のヒトから偶然発見されたものである。マレーシアではヒトの肉胞子虫症がよくみられる。 ティオマン島への外国人旅行者の感染源は不明であるが、季節性の感染であることは明白である。夏季が島への旅行のピーク期であること、及び季節特有の食品、水、環境の汚染が関連していることが考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20310 |