食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03690510330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、ベルファストで発生した腸管出血性大腸菌O157が原因の食中毒についての最新状況に言及 |
資料日付 | 2012年10月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は10月21日、北アイルランドのベルファストで発生した腸管出血性大腸菌O157が原因の食中毒について同日時点での状況に言及した。概要は以下のとおり。 HPAによると、腸管出血性大腸菌O157の型にはいくつかあり、10月に発生した食中毒と8月に発生した食中毒とでは、同一のレストランで発生していながら、腸管出血性大腸菌O157のファージ型が異なり、それぞれ8型及び54型であった。現段階では、まだ結論を引き出せないとしている。 8月に報告された4人の患者に関しては、関連があるとされるレストランに対して徹底的に行われた検査の結果は全て陰性で、追加で行われた環境衛生検査でも陰性であった。感染者に対する強化サーベイランスも行われ、今回の患者はこのモニタリングで明らかになった。 8月末~10月9日の期間はこのレストランから大腸菌が原因の食中毒患者は出ていないが、10月9日に感染が疑われる例が出た際に、同レストランは自主的に営業を中止した。 同日午前3時の時点で、90人の患者が確認されており、179人がほぼ確実とされている。患者数の増加(前日は49人)は予想されておらず、ほぼ確実な症例が検査の結果、確定されたものと考えられる。新たに病状を訴える人たちも発生していることから、ほぼ確実な症例数の大幅な減少は現時点で期待できない。 調査は続行中であり、全ての患者についての特定及び分析により共通の感染源があるのか明らかになった時点で結論が出される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.publichealth.hscni.net/news/e-coli-o157-%E2%80%93-update-21st-oct-2012 |