食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03681090208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、松の実に関するファクトシートの更新を公表 |
資料日付 | 2012年10月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は10月、松の実に関するファクトシートの更新を公表した。概要は以下のとおり。 さまざまな料理に使用され、そのもの自体にも人気がある松の実は、マツ属(genus Pinus)の数種から生産される種子であり、先住民文化圏及び現代社会で食品として使用されてきている。 FSANZは、松の実を摂取した後に、苦く、金属様の味がしたとの消費者からの報告について調査を行った。この後味は、時として消費者から「パイン・マウス」と呼ばれ、数日間又は数週間続き、生、加熱調理済み及び加工した松の実を摂取することによって生じる。しかし、不快な苦味以外に、現時点では特定される安全性の問題はない。症状は自己限定的である(自然に治癒する)ようであり、悪影響が続くこともなく比較的軽い。今日まで、松の実と関連した味覚の異常が松の実に外来した汚染物質の結果であるとの証拠もない。(Mostin、2001年) この問題に関する研究は継続されており、症状が、脂肪分解物(Miraliakbari & Shahidi、2008年)又は松の実の種類による脂肪酸の特性の違いと関連している(Destaillatsetら、2010年)との最近の推測がある。 国際ナッツ・ドライフルーツ協議会は、適切な種類の選択及び業界認定によって消費者向けの松の実の品質を向上させる努力をすることを発表した。 2012年10月、ニューサウスウェールズ州食品局は松の実に関する討議文書を公表した。本文書には、この問題に関する最近の研究についての事例研究及び詳細の概要などが載っている。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/pinenuts.cfm |