食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03680710343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2012年10月17日現在までのキノコによる食中毒の状況報告(中間報告)を発表
資料日付 2012年10月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は10月17日、2012年10月17日現在までのキノコによる食中毒の状況報告(中間報告)を発表した。
 InVSは、2010年からフランス薬物毒物中毒治療センター(CAPTV)及びフランスOSCOUR救急ネットワーク(フランスの救急サービスの60%をカバーするネットワーク)によって記録されたケース・データに基づいて毎年キノコによる食中毒のサーベイランスを実施している。
 キノコの発生は気候条件(降雨、相対湿度、温度など)の影響を受ける。衛生サーベイランスは、毎年7月1日から12月31日という季節に実施される。
 CAPTVは2011年に、キノコによる食中毒にかかったのは1
,458人で、550人がキノコによる食中毒症で救急処置を受けたことを記録している。
 2012年7月1日から10月17日の期間にCAPTVで取り扱ったキノコによる食中毒患者は520人である。同じ期間にOSCOUR救急ネットワークでキノコによる食中毒で救急処置したのは170人である。
 CAPTVでのキノコによる食中毒症処置患者数は65人の患者を記録した今年39週目(9月24日~30日)以降、増加傾向にある(50人/週以上)。第40週目(10月1日~7日)にはCAPTVで54人処置し、ピークは第41週目(10月8日~14日)で中毒患者は212人であった。
 このピーク週の212人の患者のうち49人はローヌ・アルプ地域圏(23%)、27人がペイ・ド・ラ・ロワール地域圏(13%)、19人がブルターニュ地域圏(9%)であった。7月初頭からキノコによる食中毒症の発生が最も多いのはローヌ・アルプ地域圏で患者数は129人(25%)である。この地域圏で、キノコによる食中毒症で2名死亡している。この地域圏の状況をより詳しく知りたい人はローヌ・アルプ地域圏の)地域圏保健局(ARS)ホームページを参照のこと(http://www.ars.rhonealpes.sante.fr/)。
 今年のキノコによる食中毒症のサーベイランスはシーズンが終わる(12月31日)まで継続する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/Actualites/Actualites/Intoxication-liee-a-la-consommation-de-champignons.-Point-de-situation-au-17-octobre-2012