食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03671480305 |
タイトル | 欧州委員会(EC)、ハチミツ中の花粉を天然由来の1成分とする案を採択 |
資料日付 | 2012年9月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)は9月21日、欧州司法裁判所(ECJ)の予備的裁定に続いて、花粉の本質を明確にするハチミツの規定の改正案を採択した。本案は世界貿易機関(WTO)の基準に従って、花粉を1原料としてではなく、ハチミツの天然由来の1成分として定義する。 ECJの見解は2001年のハチミツに関する指令に基づき、花粉は主に養蜂業者の介在によってハチミツ中にみられるものであるとして、花粉をハチミツ中の1原料とした。しかしながら、ECの本案は、花粉はハチミツの天然由来の1成分であり、1原料ではないとみなすものである。花粉は蜜蜂の行動の結果として巣箱に入り、養蜂業者の介在に関わらずハチミツ中にみられる。結果として、花粉はハチミツの天然由来の1成分とみなされることから、原料リストを要する欧州連合(EU)の表示ラベル規定は適用されない。 ECの本案は、食品中の遺伝子組換え(GM)花粉に対する遺伝子組換え作物(GMO)規則の適用に関するECJの裁決に影響を与えるものではなく、特に、GM花粉を含有するハチミツは規則の下で認可されたものに限り市場に流通できるというECJの裁決を変更するものではない。 本件に関するプレスリリースは以下のURLから入手可能。 http://curia.europa.eu/jcms/upload/docs/application/pdf/2011-09/cp110079en.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/12/992&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en |