食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670980330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、野生のきのこ採集に関する毒物の専門家による注意喚起を公表
資料日付 2012年9月18日
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概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は9月18日、毒物の専門家による野生のきのこ採集に関する注意喚起を公表した。概要は以下のとおり。
 HPAの毒物の専門家は、きのこ採集の際は毒性を持つきのこ類を採集するリスクを考え細心の注意をするよう呼びかけている。
 最も危険な種類の野生のきのこの毒は、加熱調理しても消失しない場合が普通である。今年の1月から7月末までの期間に、HPAは国立毒物情報サービス(NPIS)に委託して、100件の中毒症例について意見を求めた。
 「野生のきのこ類の多くは食べても安全だが、毒きのこを区別することは、きのこ採集経験が豊富な人でも難しい」とNPISの幹部は語り、国内で生える様々な種類のきのこを熟知し、採集したきのこのうち、食べても安全であると確信できない限り喫食しないように」と勧告する。
 2011年には257人のきのこの喫食に関連する食中毒患者がNPISに報告された。夏から初秋にかけて野生のきのこが大量に採れた2010年の316人からわずかに減少している。
 きのこの喫食による事故は10歳未満の小児に多くみられ、通常は深刻な症状は現れない。大人からの相談は、野生のきのこを採集して意図的に喫食した後のことに関することが多い。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/NewsCentre/NationalPressReleases/2012PressReleases/120918Poisonsexpertsissuewarningaboutwildmushroom/