食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670360149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分スピノサドのラズベリーに対する既存の残留基準値の修正に関する声明を公表
資料日付 2012年5月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月31日、農薬有効成分スピノサド(Spinosad)のラズベリーに対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する声明(2012年5月31日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
1. フランスは、規則(EC) No 1107/2009の第53条に従って、ラズベリー対するスピノサドの緊急時使用(訳注:2012年5月4日~2012年9月4日、対象害虫はオウトウショウジョウバエ)を許可した。フランスは、スピノサドの緊急時使用に適応させるため、ラズベリーに対する既存MRLの0.3mg/kgを1.5mg/kgに引き上げるよう提案した。
2. フランスは、規則(EC) No 396/2005の第8条に従って、背景情報をまとめた評価原案(Evaluation report)を欧州委員会(EC)に提出した。また、フランスは、提案した暫定MRLが安全であることを立証する消費者リスク評価を実施した。この評価原案は2012年5月25日、EFSAに転送された。
3. EFSAは、利用可能な知見及びスピノサドの使用パターンに基づき、MRLを0.9mg/kgと算定し、フランスが許可した施設栽培のラズベリーに対するスピノサドの緊急時使用によって、消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことは予見されないと結論づける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2751.pdf