食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660870111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、食品のかび毒検査を行い、消費者の健康に懸念はないとの結果を公表
資料日付 2012年8月17日
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分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は8月17日、900点を超える食品試料のかび毒検査で、消費者の健康に懸念はないとの結果を公表した。概要は以下のとおり。
 当該検査では、オクラトキシンA(OTA)及びデオキシニバレノール(DON)のいずれの物質についてもヒトが安全に消費できるとの結果であった。リコール対象はなかった。
 同庁は2010~2011年に、943点の食品試料を対象に、かびにより食品中に放出される毒素のOTA及びDONに関する分析を行った。検査対象食品は国産・輸入品の飲料、ドライフルーツ、穀物製品、乳児用調製粉乳及び朝食用シリアル類などである。
 OTAについては、試験対象試料の99%超で推奨基準値を下回っていた。高めのレベルでOTAを含有する試料をカナダ保健省が評価した結果、消費者の健康に懸念はないと判断された。
 59%の試料から検出可能レベルのDONが検出された。カナダ保健省が評価した結果、ヒトの健康への懸念はなかった。
 この検査は、特に幼児向け穀物製品では2009~2010年に行われた分析結果も活用している。どちらの検査においても、全体的な結果は同様であるものの、2010~2011年の検査では、幼児用穀物製品のOTA含有量が大幅に低かった。消費者の健康懸念は特定されなかった。OTA/DONの含有量が安全なレベルに留まっていることを検証すべく、現在更なる試験が行われている。
 当該検査結果は以下のURLから入手可能。
Http://www.inspection.gc.ca/english/fssa/microchem/resid/2010-2011/otadone.shtml
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁(CFIA)
URL http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/newsroom/news-releases/2012-08-17/eng/1345217859283/1345217893773