食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660810160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、トキソプラズマに関するさらなる調査研究の必要性に言及
資料日付 2012年9月4日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は9月4日、トキソプラズマに関するさらなる調査研究の必要性に言及した。概要は以下のとおり。
 英国の食品の微生物学的安全性に関する諮問委員会(ACMSF) が行ったフードチェーンにおけるトキソプラズマのリスクプロファイルの結果、食品由来のトキソプラズマ感染経路の重要性の確立及び最も高いリスクの特定を目的として、更なる調査研究が必要であると提言した。
 ACMSFはFSAに対して食品の微生物学的安全性に関する中立な助言を提供している。
 FSAの主任研究員は、「徹底かつ詳細なこのプロファイル結果は、トキソプラズマに対する主要な知識の欠落を指摘しており、食品由来感染が占めている割合、及び最もリスクが高い食品を予測するためには、どの分野でさらに調査研究が必要なのかを提示している」と述べる。
 諮問委員会は、当該報告書がトキソプラズマの母集団に対する影響の大きさを予測するためのさらなる調査研究の必要性を示しており、妊婦又は免疫系が弱い人に関わるリスクについての理解が深まるだろうと考える。FSAはこれらの人たちに特化した助言を発信している。
 しかしながら、一般の人がことごとく食習慣を変えるべきとの根拠はなく、大多数の人は引き続き、ラム肉及び牛肉を「レア」な加熱調理で食べても問題ないとFSAは述べている。
 リスクプロファイル報告書は以下のURLから入手可能。
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/committee/acmsfrtaxopasm.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2012/sep/toxoplasma