食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660800294
タイトル 世界保健機関(WHO)、食品媒介吸虫感染症に係るファクトシートを発表
資料日付 2012年8月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は8月23日、食品媒介吸虫感染症(foodborne trematode infections)に係るファクトシートを発表した。概要は以下のとおり。
1. 主な事実
・ 世界で年に5
,600万人以上が感染している
・ 感染原因は幼虫の付着した生の魚・甲殻類・野菜
・ 多発地域は東南アジアと南米
・ 肝臓と肺の罹病率が高い
・ 安全・効果的な治療法と予防法がある
2. 感染
 食品媒介吸虫感染症は人獣共通感染症で、せき椎動物からヒトへ又はその逆に自然に感染する。ライフサイクルは複雑で、通常2つの中間宿主がかかわっている。最初の宿主はすべて淡水性巻貝であるが、2番目の宿主は一様でない。肝吸虫症とオピストルキス症では淡水魚で、肺吸虫症では甲殻類が第2の宿主となる。最終宿主は常に哺乳動物である。
3. 疫学
 2005年には5
,600万人以上が感染し、7
,000人以上が死亡した。70以上の国から感染の届出があるが、東南アジアと南米諸国が最も多い。
4. 症状
 軽度の感染症では気づかないことが多い。吸虫による負荷が大きい場合は、全身倦怠感が一般的で、特に腹部に激痛が生じることがある(肝蛭症では頻繁に生じる)。
5. 予防・制圧
(省略)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs368/en/index.html