食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03640780303
タイトル 米国農務省動植物検疫局(APHIS)、4症例目のBSEの疫学調査に係る最終報告書を発表
資料日付 2012年8月3日
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概要(記事)  米国農務省動植物検疫局(APHIS)は8月3日、4月にカリフォルニア州で発生した米国で4症例目となるBSEの疫学調査に係る最終報告書を発表した(全12ページ)。概要は以下のとおり。
 APHISは、国際獣疫事務局(OIE)のガイダンスに従い、症例発見後、総合的な疫学調査を実施した。これには化製場、発生農場、関連施設等の現地調査及び記録調べのほか、発端となった患畜の子孫及び出生コホートの追跡調査が含まれる。調査の結果、米国のフードサプライ及び公衆衛生は、いかなる時点でも危険にさらされておらず、長期にわたり構築してきた複合的な安全対策の制度が引き続き有効であることが確証された。
 発端となった患畜は、中部カリフォルニア州の酪農場で飼養されていた10歳7か月齢の雌のホルスタイン牛で、跛行し横臥するようになった後に安楽死処分され、サーベイランスの一環として化製業者が検体を採取した。免疫化学法とウエスタンブロット法による検査の結果、非定型BSE陽性と判定された。検体をカナダと英国のOIEレファレンスラボに送付したところ、非定型(L型)BSE陽性と確認された。
 患畜の子孫で生きていたのは1頭のみで、安楽死処分後の検査の結果、BSE陰性であった。発端患畜の出生コホートで、生存している牛はいなかった。
 米国食品医薬品庁とカリフォルニア州食品農業部の調査の結果、発端施設への飼料供給業者12社のうち11社が現存しており、いずれも所定の規則要件を順守していた。
 報告書の全文は以下のURLから入手可能。
Http://www.aphis.usda.gov/animal_health/animal_diseases/bse/downloads/BSE_Summary_Report.pdf
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
情報源(報道) 米国農務省動植物検疫局(APHIS)
URL http://www.aphis.usda.gov/newsroom/2012/08/bse_update.shtml