食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03640770363
タイトル 台湾行政院衛生署疾病管制局、広東住血線虫の感染者を1例確認した旨公表
資料日付 2012年7月31日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署疾病管制局は7月31日、広東住血線虫の感染者を1例確認した旨公表した。患者は高雄市に住む74歳の女性で、調査の結果、カタツムリや生野菜を喫食する習慣はなかったが、日ごろ自宅近くの菜園で野菜を栽培する際、除草剤や殺虫剤等の農薬の使用を避けるため、草取りや害虫・カタツムリの駆除を素手で行っていたことが分かった。その過程で、手がカタツムリの粘液に汚染され、直接又は間接的に寄生虫の幼虫が口に入り、感染したとみられている。
 患者は6月23日に体の痛みを訴え、7月1日に行動異常、意識障害等がみられ医療機関を受診した。検査の結果、広東住血線虫の感染が確認された。患者は既に退院している。
 同局は、巻貝類やカタツムリ等の中間宿主を生又は不十分な加熱状態で食べないようにし、処理する際は手袋を着用するよう、また、野菜や果物を生食する前は必ずきれいに洗うよう市民に注意喚起した。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署疾病管制局
情報源(報道) 台湾行政院衛生署
URL http://www.doh.gov.tw/CHT2006/DM/DM2_p01.aspx?class_no=25&level_no=1&doc_no=85531