食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03640760160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、生食用の一部の養殖魚について使用前の冷凍が不要となる旨を公表
資料日付 2012年7月30日
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概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は7月30日、すしなどで生食される一部の養殖魚に関して、寄生虫から消費者を保護するために義務付けられていた事前の冷凍が今後不要となる旨を公表した。概要は以下のとおり。
 天然魚の一部には寄生虫が生息するものがあり、喫食した場合にヒトが発病することがある。全ての水産品は販売される前に、寄生虫を除去するための目視検査をしなくてはならない。
 加熱調理により寄生虫は死滅するが、冷凍することでも生又は生に近い状態で食べる魚の中に残っている可能性のある寄生虫は死滅する。
 スコットランドのFSAからの委託調査で、養殖サケの寄生虫によるリスクは無視できるとする結果を受け、欧州食品安全機関(EFSA)は天然及び養殖魚における寄生虫の存在に関する入手可能な証拠を見直した。
 EFSAの見直しを受け、欧州委員会(EC)及び加盟国は2011年12月、衛生規則及び合意された要件を見直し、水産品の冷凍要件を適用する際には、リスクに基づく手法をとることを許可した。当該要件は7月30日から全英規模で実行されている。
 FSAの食品政策衛生部門の幹部は、今回の規則の緩和は、消費者の安全を損なうことなく水産業界の規則順守負担の軽減に貢献すると述べた。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news-updates/news/2012/july/fishfreeze