食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03630970149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、リスクコミュニケーションのガイドラインを公表 |
資料日付 | 2012年7月13日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月13日、リスクコミュニケーションのガイドライン「食品が注目を集めるとき:リスクコミュニケーションに用いる実証済みレシピ」(英語版は52ページ。他にドイツ語版、フランス語版及びイタリア語版が利用可能)を公表した。概要及び骨子は以下のとおり。 1. 序説と目的 本ガイドラインの目的は、欧州における食品安全に関連したリスクに係る適切なコミュニケーション手法に関する意思決定を支援する枠組みを提示することである。その具体的な目標は、様々な国の公衆衛生機関のすべてにおいて、リスクに関するコミュニケーション手法の開発に適用できる共通の枠組みを提示することである。 EFSA、欧州連合(EU)加盟国及び欧州委員会(EC)のコミュニケーション担当者らが、EFSAのアドバイザリーフォーラム(訳注:EFSA の長官を議長とするEU加盟国等の食品安全機関の代表らによる会議)のコミュニケーション作業部会(AFCWG)において、協力して作業を行った。この部会の重要な目標は、特に加盟国のリスク管理機関とEFSAの間におけるリスクコミュニケーションの協力及び首尾一貫性を促進することである。このことは、EFSAのコミュニケーション方策の中で定められた重要な優先事項の一つである。 2. 優れたリスクコミュニケーションを導く基本原則 (1) 実践上の基本原則 3. コミュニケーションのレベル及び種類の選択を左右する諸要因 (1) コミュニケーションの観点からのリスクのレベル (2) ハザード(危害要因)の特徴 (3) だれ/何が影響を受けるのか? (4) ヒト/動物/植物/環境は、どのように影響を受けるのか? (5) ハザード/リスクへの暴露のレベル (6) リスクを管理する能力 (7) リスク認知に関連するその他の諸要因 (8) 必要とされるコミュニケーションのレベル 4. ツールと伝達経路 (1) 報道機関への対応 (2) ウェブサイト (3) 刊行物 (4) 電子刊行物 (5) 会合及び研究集会 (6) 意見募集 (7) 協力機関/利害関係団体のネットワーク (8) ソーシャルネットワーク(FacebookやMySpace等) (9) ブログ (10) 簡易ブログ(Twitter) 5. 経験から学んだこと (1) 動物クローニングに関するEFSAのリスク評価 (2) 食品媒介性の人獣共通感染症に対するテーマを決めたEFSAの計画的コミュニケーション手法 (3) 減塩キャンペーン (4) 特定の人工着色料の小児に対する影響を調べたサウサンプトン大学の調査 (5) オランダにおけるQ熱:公開性と透明性 (6) スウェーデンにおける栄養補助食品に関する症例の履歴 (7) 事例研究:アイルランドのダイオキシンに係る緊急事態 6. 参考文献 7. その他のガイドライン作成の取組例 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.15/2012(2012.07.25)P9~10 食品安全情報(微生物)No.15/2012(2012.07.25)P12~13 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/corporate/doc/riskcommguidelines.pdf |