食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03620220475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ビスフェノールA(BPA)の代替物質に関する意見募集結果(中間報告)を発表 |
資料日付 | 2012年7月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月28日、ビスフェノールA(BPA)の代替物質に関する意見募集結果(中間報告)を発表した。 ビスフェノールA(BPA)の健康影響及びその使用に関する報告書を公表後の2011年9月に、ANSESは、特にこの物質の代替物質に関するデータ収集を目的とした意見募集を行った。この意見募集結果の報告書を2012年6月28日付けで発表した。 内分泌かく乱物質に関する調査の枠組みにおいて、ANSESは2011年9月に2件の報告書を発表した。一つはBPAの健康影響に関するもの、もう一つはその使用に関するものである。これらの調査に基づいて、ANSESは、新生児や低年齢児童及び妊婦や授乳期の母親など最も感受性の高い集団の暴露を優先的に予防することを特定するのに十分な科学的根拠(elements scientifiques)があると考えた。 これら2件の調査報告書発表後の2011年9月に、ANSESは、BPAの代替物質及び代替物質の無害性と有効性に関する科学的データの収集を目的とした意見募集を開始した。特に最も感受性の高い集団の暴露源となる食品と接触する材料の代替によって低減を達成することを目的とする。 他方、2011年末以降、ANSESは管轄省庁からの要請を受けて、BPAの代替物質とそれらの物質の毒性データを調べたリストの作成を始めた。 [意見募集の結果] ANSESは、国公立調査研究機関、国内外の団体、企業及び大学等から約20件の回答を得た。これらの回答の半数は健康影響に関するもので、残りの半数はBPAの代替に関するものであった。本日発表した報告書において、応募された意見の概要及びBPA代替物質の現状のリストを紹介している。意見に対する回答及びBPAの代替物質リスト作成に使用した方法論を詳細に説明している。現在までに73種類のBPAの代替物質が特定され、本書の付属書で紹介している。 ANSESが調査したBPAの代替物質の詳細は2012年末までに発表されるBPAの健康リスクに関する合同評価報告書で説明される。 BPAの健康影響及びその使用に関するANSESの報告書(2011年9月)を受けて実施したBPAの代替物質調査についての意見募集結果に関する報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/Documents/CHIM2009sa0331.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.14/2012(2012.07.11)P14 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/PMGC009C01.htm |