食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03611010149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種用の飼料添加物としてのタウリン(taurine)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年6月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月11日、全動物種用の飼料添加物としてのタウリン(taurine)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年5月22日採択)を公表した。概要は以下のとおり。

1. 「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、飼料中0.2%タウリンまでの用量で全動物種に対して許容できるとし、ヒトでの観測安全レベル(OSL)は、1人一日当たり6g(100mg/kg体重/日相当)であると推定する。食品と、いわゆる「エネルギー飲料」との併用喫食による暴露は当該OSLの約3分の1になる。

2. 経口暴露データには、動物組織及び製品などの動物由来の食品からのタウリンが含まれるものの、タウリンの飼料への使用は主に犬及び猫用に限定されていることから、当該食品からの暴露は低いと推定される。

3. 全動物種用飼料添加物としてのタウリンの使用は、消費者の安全に問題をもたらさないであろう。家きん、豚及び反すう動物については、タウリンの飼料補給による性能、健康又は生産物の品質を改善する有益な効果を示した試験データはない。採卵鶏については、0.25~0.5%の間での飼料補給で悪影響(鶏卵重量の減少)がみられた。



国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.13/2012(2012.06.27)P10

http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2736.pdf