食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03610990149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に用いるサイレージ添加物としての亜鉛化合物類(E6):硫酸亜鉛一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月8日、全動物種に用いるサイレージ添加物としての亜鉛化合物類(E6):硫酸亜鉛一水和物の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年5月23日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 硫酸亜鉛一水和物は、EUが設定した飼料中の全亜鉛の最大含有量において、全動物種に用いられる亜鉛の安全な供給源であると考えられる。消費者の暴露量に関するデータ及び亜鉛に設定された耐容上限摂取量に基づき、動物用栄養飼料に硫酸亜鉛一水和物を使用することによる消費者の安全性に関する懸念は予見されない。 2. 当該化合物を取り扱うことによる危害の確認及び説明は十分なされており、同化合物は特に眼に激しい刺激を与えると考えられる。使用中に粉塵が形成される可能性が高く、使用者が吸入した場合に暴露する可能性があることから、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、吸入による暴露防止対策を取り、同化合物を慎重に取り扱うべきであるとしている。 3. 亜鉛を含む飼料の使用により、農地に対する直接的環境への懸念は生じないが、排水へのリスク及び地表水への亜鉛の流出リスクを排除するのに十分なデータは入手できなかった。亜鉛を含有する添加物を、亜鉛の最大認可量で水産養殖用飼料に使用することにより、環境に大きなリスクをもたらすことはないであろう。硫酸亜鉛一水和物は動物に必要な栄養を満たすための有効な亜鉛源である。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.13/2012(2012.06.27)P11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2734.pdf |