食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03600960149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、安全性適格推定(QPS)手法を用いて評価した微生物製品の認可書から最大用量を廃止することに関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年6月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月14日、安全性適格推定(QPS)手法を用いて評価した微生物製品の認可書から最大用量を廃止することに関する科学的意見書(2012年4月24日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会は、ある種の微生物製品の認可書の改変要求を受理した。これら微生物製品は、全てQPS手法による安全性評価に適合しているとEFSAが考えた菌種を主成分としている。申請者はQPS手法と矛盾しているとして、現行の認可書に特定されている最大用量の廃止を求めている。 そのためEFSAは、QPS手法を使ってその安全性が評価された認可済み微生物製品に現在適用されている最大用量を廃止した場合、さらに広げて、この手法を用いた他の全ての微生物製品について最大用量を廃止した場合の意見を求められた。 QPS評価は特定の目的のために制定されたものではなく、対象生物の妥当な使用を考慮したものであるので、特定の用途に用いる当該生物の量に制限を加えていない。原則としてそのような項目(provision)を「資格(qualification)」として含むにもかかわらず、今のところ必要性は確認されていない。したがって、QPSに適合していると収載されている当該微生物のEFSAによる事前の評価は全て、用量に無関係に行われた。 結果として、所定の分類に対して用量に関係する特定の項目(provision)が「資格(qualification)」に含まれない限り、微生物を妥当な用量で用いることの安全性は図られたものと推定する。そのような場合、認可に最大用量を設定しても、標的動物、消費者もしくは環境の更なる安全性を確保するものではなく、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル(FEEDAP Panel)」の見解では設定は不要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/de/efsajournal/pub/2680.htm |