食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03600650450 |
タイトル | Eurosurveillance:掲載論文「2012年5月カナリア諸島におけるカンパチ(ブリ属)の摂取によるシガテラ集団食中毒」 |
資料日付 | 2012年6月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 17 , Issue 23 , 07 June 2012)に掲載された食品安全関係論文「2012年5月カナリア諸島におけるカンパチ(ブリ属)の摂取によるシガテラ集団食中毒」の概要は以下のとおり。 2012年5月、カナリア諸島テネリフェにおいて、家族4人のシガテラ食中毒が発生した。地元の市場で購入したブリ属(Seiola spp.)カンパチ(amberjack)を食べたことが原因であった。カナリア諸島では2012年に入って3度目のシガテラ集団食中毒となる。 患者は30代半から60代前半の男性1人、女性3人で、3人が治療を受けたが、入院はしていない。発症は食事後5~36時間以内に始まった。患者全員が食べた食品は、2か月前に地元の市場で購入し喫食日当日まで冷凍していたカンパチの切身2kgで、現在出所を捜索している。摂取された料理は問題の魚を使ったスープのみが残っていたが、そこにシガテラ食中毒の原因物質であるシガトキシンの存在が確認された。 カナリア諸島での2004年以降のシガテラ集団食中毒は全て大型カンパチ(large amberjack)の摂取と関連があり、今日まで別の種での関連性は確認されていない。食中毒の大半がスポーツ釣り活動に関連している。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.12/2012(2012.06.13)P36 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20188 |