食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03590880149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、反すう動物に尿素を使用する場合の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年5月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、反すう動物に尿素を使用する場合の安全性と有効性に関する科学的意見書(2012)年3月7日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 反すう動物用飼料への尿素補給は、反すう胃で微生物たん白質を合成するための非たん白態窒素として供給され、一部の他の食餌性たん白質源を代替する。反すう動物用飼料に添加する尿素は乾燥配合飼料の1%(1日に体重1kg当たり0.3g相当)までであれば、適切な微生物叢を持つ動物に消化のよい炭水化物に富んだ飼料と共に投与された場合に安全とされている。
 反すう動物における尿素の代謝特性により、尿素の使用は消費者の安全性に影響をもたらさない。尿素は皮膚と眼に刺激を与えず、局所使用による皮膚への感作はないと考えられる。吸入した場合の暴露のリスクは低い。適切に配合された反すう動物用飼料におけるたん白質代替尿素は、環境中の窒素負荷を増大させる結果とならない。尿素は反すう動物の食餌性たん白質を代替する有効な非たん白態窒素源である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2624.pdf