食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03590620149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「2004~2009年の欧州連合における食品中の微生物学的汚染物質」と題するデンマーク工科大学による外部科学報告書を公表 |
資料日付 | 2012年5月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月31日、「2004~2009年の欧州連合における食品中の微生物学的汚染物質」と題するデンマーク工科大学による外部科学報告書を公表した(259ページ)。概要は以下のとおり。 1. 当該報告書は、2004~2009年のEUにおける食品中の微生物学的汚染物質についての広範なデータに関する徹底した分析を行い、食品中のサルモネラ属菌、カンピロバクター、リステリア、エルシニア、ベロ毒素産生性大腸菌(VTEC)、ブルセラ菌、ヒスタミン、エンテロバクター・サカザキ、ブドウ球菌エンテロトキシンに関する研究結果について記載している。後者の3物質については、初の記載であり、2006~2009年を対象としている。 2. 総じて、フードチェーンに沿った様々な段階での検体採取において、陽性検体の割合に明確な変化はなかった。しかし、非加熱喫食用(RTE)食品については、この6年間の調査の大部分において、微生物汚染物質はゼロ、または極めて低いレベルにあったことは強調すべきである。 3. 2008、2009年では市販の食肉及び肉製品でのサルモネラ属菌陽性検体はおよそ1%と、以前に比べてかなり低いレベルを維持している。これは2006年に施行された微生物基準強化の結果と考えらえる。 4. サルモネラ属菌、リステリア、ヒスタミン、エンテロバクター・サカザキ、ブドウ球菌エンテロトキシンについては、大部分がEC規則 No 2073/2005に規定された微生物基準を満たしていた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/249e.pdf |