食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03581110149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に用いる飼料の保存料としての酢酸、二酢酸ナトリウム及び酢酸カルシウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年2月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月14日、全動物種に用いる飼料の保存料としての酢酸(Acetic acid)、二酢酸ナトリウム(Sodium diacetate)及び酢酸カルシウム(Calcium acetate)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2012年2月1日採択)を公表した。食品安全に関する概要は以下のとおり。
1. 酢酸、二酢酸ナトリウム及び酢酸カルシウムは、全動物種に用いる飼料に制限なしで使用できる保存料として、欧州連合(EU)の飼料添加物の登録簿に収載されている。酢酸及びこれら塩類の飼料保存料としての再認可、並びに飲水用の保存料としての酢酸の新しい用途への認可を求める申請が出されている。
2. これらの保存料は、一般的に200~2
,500mg酢酸塩/kg配合飼料の濃度で、単独あるいは他の有機酸類と組み合わせて使用することができる。酢酸及びその塩類は、モルベースで比較すると、等価と考えられる。
3. (1)酢酸の消費者と対象動物に対する暴露量の比較、(2)酢酸塩を含有する飼料を給与された鶏及びイヌについて利用可能な限られた実験データに基づき、2
,500mg酢酸/kg配合飼料(又は1
,000mg/L飲水)の最大濃度は、家きん、豚及び愛がん動物に安全であると考えられる。反すう動物の耐性は、これらよりかなり高い。サケ科魚類について、利用可能なデータはない。
4. 酢酸塩の完全かつ迅速な代謝を前提に、動物用飼料中の酢酸塩がヒトに対する暴露量に寄与することは予見されない。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2571.pdf