食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03580660107 |
タイトル | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、韓国産貝類を販売・提供しないよう関係業界に通知 |
資料日付 | 2012年5月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)の食品安全・応用栄養センター(CFSAN)は5月18日、韓国産貝類を販売・提供しないよう関係業界に通知した。概要は以下のとおり。 FDAは5月1日、韓国の軟体動物貝類(カキ、ハマグリ、ムール貝及びホタテ)認定出荷者を全て貝類州間出荷者認定一覧から削除した(訳注:同一覧は毎月1日付けで更新される)。これはFDAの総合的な評価の結果、韓国貝類衛生計画が米国の全国貝類衛生計画の衛生規定に適合していないと判断されたためである。評価では以下の欠陥が指摘されている。 1. 貝類の生育に影響を及ぼす陸地の汚染源管理に効果がない 2. 生育水域内又は付近で操業する養殖場、漁場及び養殖船にヒトの糞便が流出しないようにする衛生対策が不十分 3. 評価時の解析で、生育水域内からノロウイルスが検出された 衛生対策が不十分なため、韓国で収獲された貝類はヒトの糞便に暴露し、ノロウイルスに汚染されている可能性がある。 韓国の出荷者を当該一覧から削除したのは、汚染水域で収獲した貝類の輸入を停止するためである。5月1日前に米国に入った韓国産貝類及びその製品は、連邦食品医薬品化粧品法に照らして汚染されているとみなされる。 FDAは食品流通業者、小売業者及び食品提供業者に対し、生、冷凍、加工品の別を問わず、すべての韓国産貝類及びその製品を販売又は提供しないよう勧告する。 韓国産貝類の量は、米国で販売されているカキ、ハマグリ、ムール貝及びホタテのごくわずかにすぎない。FDAは現在、製品の流通状況を明らかにすべく努めている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国(CFSAN) |
情報源(報道) | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm304600.htm |