食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03571090475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、食物繊維のガラクトオリゴ糖(GOS)とポリデキストロース(PDX)を等重量混合したプレバイオティクス繊維を乳幼児用調製粉乳に使用することの無害性評価について意見書を公表 |
資料日付 | 2012年4月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は4月4日、食物繊維のガラクトオリゴ糖(GOS)とポリデキストロース(PDX)を等重量混合したプレバイオティクス繊維を乳幼児用調製粉乳に使用することの無害性評価について競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)から諮問を受けて2012年2月21日付けで提出した意見書を公表した。 この製品は、食物繊維GOSとPDXを有効成分とする混合物で、乳幼児用調製粉乳を還元したミルク1リットル当たりのGOSとPDXがそれぞれ2gとなるようにしたものである。 結論としてPDX/GOS(等重量混合物)を乳幼児用調製粉乳に導入しても用量が4g/L以下であれば乳幼児に有害作用はないとしている。しかし、この製品は病院や薬局の販売網を経て販売されるので、申請者が肯定的にとらえている排便の回数や糞便の質感については、ある特定の乳幼児集団(未熟児、子宮内発育遅延で生まれた子どもなど)がプレバイオティクス混合物に感受性が高くないことを確認するために、病院や薬局、更には親から有害作用(副作用)のモニタリングを求められる可能性がある。また、この調製粉乳の表示に、この調製粉乳を使用すると軟便または下痢状の便になる可能性があることを明示することが望まれる。 ANSESは、この製品の申請書に肯定的意見を付すものである。但し、特定の部分母集団はプレバイオティクス混合物の作用に感受性があるので、サプリメント副作用届出制度に基づき、副作用情報をフィードバックできる医療調査が必要であることを付言する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/Documents/NUT2011sa0173.pdf |