食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03550620295
タイトル 国際連合食糧農業機関(FAO)、エジプトの口蹄疫大流行が地域を脅かすと公表
資料日付 2012年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  国際連合食糧農業機関(FAO)は3月22日、エジプトの口蹄疫大流行が地域を脅かすという記事を公表した。概要は以下のとおり。
 FAOは、口蹄疫が当該地域の食品の安全性に深刻な影響を与えることから、大流行を抑制し、北アフリカ及び中東への拡大を予防する緊急措置の必要性を訴えた。緊急ワクチン接種のため、国際及び地域機関は支援体制を整えている。
 エジプトには、当局の推定で40
,222頭の患畜が存在するとみられ、既に大半が子牛である4
,658頭が死亡した。FAOの家畜調査データでは、エジプトの630万頭の水牛と牛、750万頭のめん羊と山羊が危険にさらされている。口蹄疫はここ数年間、エジプト国内でまん延しているが、今回はSAT2と呼ばれるウイルス株が新たに移入しており、家畜は同ウイルスに対する防御免疫を持っていない。
 患畜由来の肉及び乳の摂取は危険である。それはヒトが口蹄疫に感染するからではなく、フードチェーンに入る食品は、健康な動物由来のもののみでなければならないからである。
 口蹄疫ウイルスは、動物間では飛沫及び通常の接触によって急速に感染が進むが、動物と濃厚接触するヒトからも靴底や手、衣服を通して伝搬することがある。ヒトにとっては口蹄疫は直接の脅威ではない。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) 国際連合食糧農業機関(FAO)
URL http://www.fao.org/news/story/en/item/129919/icode/