食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03550560208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、リステリアリスクを低減する加工助剤に関する意見募集を公表
資料日付 2012年3月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は3月16日、リステリア菌食中毒のリスク低減のための加工助剤の申請に関する意見募集を公表した。概要は以下のとおり。
1.Micreos BV社は、リステリア・モノサイトゲネスのレベルを低減する非加熱喫食用食品用の加工助剤として、バクテリオファージ製剤P100の使用を申請した。
2.FSANZはP100を、固形の非加熱喫食用の肉(鶏肉を含む)及び肉製品、チーズ、魚及び魚製品、果物・野菜及びその製品の表面処理用に認可することを提案している。
3.P100は食中毒菌リステリアを選択的に破壊するバクテリオファージであり、非加熱喫食用食品の安全性の改善に役立つ。バクテリオファージは植物、動物及びヒトに対して無害であり、食品の特性を変えることなくアミノ酸などの天然化合物に分解する。
4. リステリアは健康な人々における影響は小さいが、妊娠中の女性及びその胎児、幼児、がん患者、ヒト免疫不全ウイルス感染症・後天性免疫不全症候群(HIV/AIDS)患者、及び高齢者などの免疫機能の低下した人々においては、深刻な疾患を引き起こす可能性がある。
5. 食品処理でのバクテリオファージ製剤の使用は米国、カナダ及びオランダで認可されている。
6.意見募集の締切は2012年4月27日である。
 当該意見募集に関する文書は以下のURLから入手可能。
http://www.foodstandards.gov.au/foodstandards/applications/applicationa1045bact4797.cfm
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/mediacentre/mediareleases/mediareleases2012/16march2012callforco5460.cfm