食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03550410149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2010年の家畜生体及び動物由来製品中の残留動物用医薬品及びその他の残留化学物質モニタリング結果報告書を公表 |
資料日付 | 2012年3月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月20日、2010年の家畜生体及び動物由来製品中の残留動物用医薬品及びその他の残留化学物質モニタリング結果報告書(65ページ、2011年12月2日発行)を公表した。 本報告書は、2010年の欧州連合(EU)域内における家畜生体及び動物由来製品に含まれる残留動物用医薬品及びその他の化学物質に関するモニタリング・データをまとめたものである。合計で736 ,806件の検体が欧州委員会(EC)に報告された。これらの検体の内訳は、ターゲット(標的)検体が418 ,081件、欧州指令No.96/23/ECに基づいて懸念が報告された検体30 ,659件、輸入の際に検査された検体5 ,377件及び各国の法規に基づくモニタリング計画事業の枠組みで収集された検体282 ,689件である。ほとんどのEU加盟国はEC指令No.96/23/EC及び委員会決定No.97/727/ECに定める最少サンプリング頻度基準を順守している。 2010年のターゲット検体全体の中の1 ,373件、即ち0.33%が不適合であった(2009年は0.32%)。同様に、2010年の不適合頻度は、ほとんどの物質グループについては、前の年(2007年から2009年)に比べて、あまり変化が見られなかった。しかし、前の年に比べて、化学物質(主として重金属類)の不適合の割合が比較的高かったのに対し、ステロイド、レゾルシン酸ラクトン類、抗コクシジウム剤、有機塩素系化合物、マイコトキシンに関する不適合頻度はやや低かった。サンプリング計画及び分析物質の範囲が年度ごとに必ずしも同じではないことを考慮すれば、この比較結果は、ある程度の不確実性がある。データは集計された形で収集しているので、特定の物質について陽性検体の割合を算出することも、また、年毎の有意な差の有無を確認することもできなかった。 報告書(65ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/212e.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/212e.htm |