食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03531790104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、米国成人の10人に9人はナトリウムの摂取過剰と発表 |
資料日付 | 2012年2月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は2月7日、米国成人の10人に9人はナトリウムの摂取過剰であると発表した。概要は以下のとおり。 最新のVital Signsレポートによれば、以下の10種類の食品が米国民のナトリウム摂取源の40%以上を占めている。 1. パン類 2. ランチョンミート(ハム・七面鳥等) 3. ピザ 4. 鶏肉 5. スープ 6. チーズバーガー・サンドイッチ類 7. チーズ 8. パスタ料理 9. 肉料理(ミートローフ等) 10.スナック食品(ポテトチップ、プレッツェル、ポップコーン等) パン類などは、1食当たりの含有量が高いわけではないが、毎日何度か喫食するためナトリウムが累積する。米国食事ガイドラインは、1日当たりの摂取量として2 ,300mg未満(51歳以上の成人、高血圧者、糖尿病・慢性腎臓病患者・アフリカ系米国人は1 ,500mg未満)を推奨しているが、1人当たりの平均摂取量は3 ,300mgとなっている。これには食卓で振りかけて用いる食塩が含まれていないため、実際の摂取量は、全成人の60%で推奨値の2倍を上回るとみられる。 レポートは以下の点を指摘している。 1. 上記10種類の食品が毎日のナトリウム摂取総量の44%を占める。 2. ナトリウムの65%は店頭で売られている食品に由来する。 3. ナトリウムの25%は飲食店での食事に由来する。 4. 上記10食品中のナトリウムを25%減らせば、ナトリウム総消費量が10%減り、死者を毎年28 ,000人減らせる。 大手食品メーカーの中には、自社製品中のナトリウムを2年がかりで10%削減することに取り組んでいる企業もあり、ナトリウムの摂取削減に向けた国の取組に協力する企業が増えている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/media/releases/2012/p0207_sodium_food.html |