食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03500460104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、豚が感染源とみられる成人のインフルエンザA (H1N1)感染症例について発表 |
資料日付 | 2011年12月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は12月23日、豚が感染源とみられる成人のインフルエンザA (H1N1)感染症例がウイスコンシン州で発生した旨発表した。概要は以下のとおり。 患者は職業上、発病前に豚との接触があった。このウイルスについては、ヒトからヒトへの感染はまだ見つかっていない。CDCのラボ検査の結果、2009 H1N1パンデミックウイルスのマトリクス(M)遺伝子を持っていることから、新型再集合体(new reassortant)インフルエンザA H1N1ウイルスであると確認された。オセルタミビルとザナミビルに感受性であることもラボ検査で判明している。 このウイルスは鳥・豚・ヒトのインフルエンザウイルス由来遺伝子を持つため、いわゆる「3重再集合体(triple reassortant:tr)」ウイルスで、1990年代から米国の豚の間で循環しているものである。ただ今回のウイルスが従来の豚における3重再集合体A H1N1(tr-H1N1)と異なるのは、2009インフルエンザA H1N1ウイルスのマトリクス(M)遺伝子を獲得している点にある。2009マトリクス(M)遺伝子を持つtr-H1N1は、2010年以降米国の豚から検出されているが、この遺伝子配列がヒトから見つかったのは今回が初めてである。 最近採用されたウイルスの命名規則では、豚のウイルスがヒトに感染した場合、2009H1N1ウイルスのM遺伝子の有無にかかわりなく、「v(variant)」を付けることになっている。このため今回のウイルスはH1N1vと呼ばれることになる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/media/haveyouheard/stories/Influenza_A_Variant.html |