食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03491230149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ナリンジンを官能的添加物として全動物種に用いた場合の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2011年11月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月3日、ナリンジン(Naringin)を官能的添加物(Sensory additive)として全動物種に用いた場合の安全性と有効性に関する科学的意見書(2011年10月12日採択)を公表した。食品安全に関する概要は以下のとおり。 1. ナリンジン(フラバノン配糖体)は、柑橘類の果皮中や特にグレープフルーツ(Citrus paradisii) (ナリンジンが見いだされる主要なフラバノイド(Flavanoid)であり、この果実の苦味の原因である)の中に自然に存在する。ナリンジンは現在、香料物質の登録簿に収載されており、制限なしで食品に使用できる。 2. ラットを用いた慢性経口投与試験のデータによって、ナリンジンの使用濃度が5mg/kg配合飼料以内であれば、相当の安全マージンをとって全動物種に対して安全であることが示された。哺乳動物のデータに基づき、ナリンジンの使用に由来する一時的な量のナリンジン残留物及び代謝物類のみが動物組織あるいは動物生産物中に予想される。これは、ヒトの暴露量に対するわずかの寄与を示す。したがって、動物用飼料にナリンジンを使用することは消費者にとって安全と思われる。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2416.pdf |