食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03470350149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ペンディメタリンの様々な作物に対する残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2011年10月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は10月3日、農薬有効成分ペンディメタリン(Pendimethalin)の様々な作物に対する残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年10月3日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)のドイツが、ペンディメタリンの非結球あぶらな科葉菜類、コールラビ及び生鮮ハーブに対する既存のMRLを修正する申請を受けた。ドイツにおける当該作物に対するペンディメタリンの意図された使用に適応するため、既存MRLの引上げが求められている。 2. ペンディメタリンの毒性学的プロファイルが指令91/414/EECに基づくピアレビューの枠組みの中で評価され、0.125mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を算定するデータは十分であった。当該有効成分の急性毒性が低いため、急性参照用量(ARfD)の設定は不要と考えられた。 3. ペンディメタリンの残留物の代謝について、葉面散布及び土壌散布された根菜類、豆類・油糧種子類及び穀類で調べられた。ピアレビューは、これらの試験に基づき、規制対象及びリスク評価の目的に関連する残留物は親化合物のペンディメタリンと定義されると結論づけた。検討対象の作物に対する使用のため、ペンディメタリンの代謝について十分に対処されており、ピアレビューで合意された残留物定義は適用可能であるとEFSAは結論づけた。 4. 検討対象作物に対するペンディメタリンの意図された使用によって消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことはないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をペンディメタリンとして、ケール:0.5mg/kg、コールラビ:0.3mg/kg、その他のハーブ:0.6mg/kg等のMRLを勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2400.pdf |