食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03460820149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に対するタウマチンの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2011年9月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は9月15日、全動物種に対するタウマチン(Thaumatin)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2011年9月6日採択)を公表した。食品安全に関連する概要は以下のとおり。 1. タウマチンは、西アフリカの植物Katemfe (クズウコン科タウマトコッカスダニエリ、Thaumatococcus daniellii Benth) の果実から初めて分離されたたん白質の混合物である。タウマチンから見つかった2種類の主要たん白質(タウマチンI及びタウマチンII)のアミノ酸配列は明らかにされている。タウマチンは以前、消費者に対する安全性についてFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)及び欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF)によって評価されているが、いずれの機関も一日摂取許容量(ADI)を求めなかった。タウマチンは現在、EU域内において甘味料及び風味増強剤としての用途が認可されている。 2. タウマチンは、1~5mg/kg配合飼料の範囲の推奨用量において、全動物種に対して十分な安全マージンをとって安全である。この安全マージンを考慮すると、タウマチンの混餌投与や飲水投与を同時に行うことができる。タウマチンは消化性の高いたん白質であり、可食組織/生産物中に残留物は予見されない。したがって、消費者の安全性に対する懸念はない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2354.pdf |