食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03450390294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、カンピロバクターに係るファクトシートを発表 |
資料日付 | 2011年10月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)は10月11日、カンピロバクターに係るファクトシートを発表した(ファクトシートNo.255、全3ページ)。概要は以下のとおり。 1. 5つの鍵となる事実 (1)カンピロバクターは腸管感染症を発症させる細菌である。 (2)カンピロバクター感染症は概して軽度であるが、乳幼児、高齢者及び免疫抑制者にとっては致命的となりうる。 (3)細菌は通常、家きんや牛などの温血動物の腸管に生息し、これらの動物由来の食品から頻繁に検出されている。 (4)カンピロバクター属菌は、食品を高温及びむらなく加熱調理することで殺菌される。 (5)カンピロバクター感染を予防するには、食品の準備時において基本的な食品衛生習慣を必ず守ること。 カンピロバクターは、ヒトの食品由来下痢性疾患の主原因の一つであり、胃腸炎を起こす世界的に最も一般的な細菌である。先進国及び途上国において、サルモネラ食中毒よりも多くの下痢症例が発生している。カンピロバクター下痢症の高い発生率は、その疾患の持続と後遺症の可能性と同様に、社会経済的観点から極めて深刻である。途上国においては、2歳未満の幼児のカンピロバクター症が特に多く、時に死亡する結果となることがある。 カンピロバクター属は現在17種及び6亜種が分類されている。ヒトの疾患に最も多く報告されているものは、C. jejuni及びC.coliである。増殖期は微好気性であるが、幾つかの種は嫌気性環境を好む傾向にある。 以下、2.感染症の特徴、3.感染源、4.治療法、5.予防法、6.公衆・旅行者向け助言、7.食品取扱い業者向け助言等で構成されている。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs255/en/index.html |