食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03440490475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ビスフェノールA(BPA)に関し、BPAの健康影響及びBPAの使用状況に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2011年9月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月27日、ビスフェノールA(BPA)に関し、感受性がある集団の暴露量を低減することができる代替製品について情報提供を呼びかけた(appel a contributions)。 BPAに関するリスク評価で、ANSESは本日、2件の報告書を発表した。1つはBPAの健康影響に関する報告書、もう1つはBPAの使用状況に関する報告書である。両報告書は1冊(382ページ)にまとめられている。この調査で、低レベル暴露でも動物に健康影響があることが判明し、ヒトには健康影響の懸念があることが明らかになった。これらの健康影響は、個々人の様々な発達段階において暴露される時期に強く依存している。このことから、特に感受性の高い集団を特定することが可能である。 この調査事業は、今後も継続するリスク評価プロセスの1段階である。しかしこの段階でも、ANSESは既に、感受性が最も高い集団、即ち乳児、幼児、妊婦及び授乳期の女性の暴露予防が最優先課題であることを特定する科学的要因を十分に把握している。 この暴露予防については、特にこれらの集団の主要な暴露源が食品と接触する材料を代替することによるBPA暴露低減で、目的を達成できる。 このことから、ANSESは2011年11月末まで、この調査の結果(公開報告書)について意見を公募するとともに、科学的データ、特にBPAを代替できる製品や代替品の無害性や特性に関するデータを収集するため、情報提供を広く求めることとした。 報告書(382ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/Documents/CHIM-Ra-BisphenolA.pdf プレスリリース(16ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/Documents/PRES2011CPA25.pdf 情報提供呼びかけの情報サイトは以下のURLでアクセス可能。 http://www.anses.fr/PN0801.htm 情報提供の公告(8ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/Documents/CHIM-NoteConsultBPA.pdf 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.20/2011(2011.10.05)P16~17 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/PMEC00N901.htm |