食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03430520343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、ボツリヌス症集団感染の続報を公表 |
資料日付 | 2011年9月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は9月13日、週刊疫学現況報告(Le Point Epidemio)、フランス中央部のサントル地域圏版(9月1日~7日)にボツリヌス症集団感染の続報を掲載した。 9月3日~5日に、ボツリヌス菌集団食中毒が2件発生、当該県衛生当局からInVSに届出があった。 最初の集団食中毒はヴォークリューズ県で9月1日、家族8人に食後発生した。食事を共にしたこれらの8人のうちの5人が翌2日からボツリヌス症の臨床症状を発し、アヴィニョンの病院に入院し救命処置を受けている。他の3人は今日まで自覚症状は出ていない。A型ボツリヌス症の診断がナショナル・リファレンス・ラボラトリー・センター(CNR)での血液検査で、患者4人の血清から毒素が検出され、確認された。 2件目の集団食中毒は、ソンム県のアミアンで9月3日夕方、6人に食後発生した。そのうちの3人が発病し、2人が入院して救命処置を受けており、残りの1人は観察中である。5日に生検用試料が採取され、CNRに送られた。 ヴォークリューズ県では、原因食品が特定され、トレーサビリティ調査が実施された。周囲の数県に卸し、インターネットで販売した家内工業製造者に残っていたタプナード(tapenade:すりつぶしたオリーブをペーストにしたもの)からA型毒素が検出された。ソンム県アミアンでは、県民保護局(DDPP)がヴォークリューズ県の事例と同じ製造者の同ロットの瓶詰を特定した。 更にA型ボツリヌス症患者がサヴォア県のシャンベリー大学病院で治療を受けていることがCNRで確認されたが、これは上記の症例とは無関係である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/content/download/18184/116474/version/5/file/pe_centre_090911.pdf |