食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03430330314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、第6回「農薬・残留農薬」委員会(2011年5月6日開催)の議事概要を公表 |
資料日付 | 2011年9月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は9月13日、第6回「農薬・残留農薬」委員会(2011年5月6日開催)の議事概要を公表した。主な内容は以下のとおり。 1.委員が新任又は再任されたため、BfRの業務における重要な項目の紹介、関係者の紹介、議長及び副議長の選任等が実施された。 2. 委員会の検討テーマについて議論を実施し、以下のテーマを優先して取り上げることが合意された。 ・複数の農薬の残留 ・農薬作業者の保護 ・残留物定義及び管理 3. 複数の農薬の残留の評価 より具体的に、複数の農薬の残留による健康評価を議論するために、欧州委員会は食品モニタリングの一環で収集されたりんご、いちご、ぶどう、ピーマン、レタスにおいて残留農薬が検出された調査結果のみを使用した。2007年~2009年の調査における約13 ,000サンプルを取り上げた。そのうち、約4分の1からは残留物が検出されず、18%から1農薬のみが検出されていた。複数の残留農薬が検出されたサンプルの割合は57%(7 ,500サンプル以上)であった。 これらの残留農薬の健康リスクの評価には、急性参照用量(ARfD)を用いた。全ての農薬有効成分の残留が、どの程度ARfDに影響するかを計算した。その後、ひとつのサンプルにおけるすべての残留農薬について影響の割合を加算した。その結果で、100%を超える影響割合(ハザードインデックス(HI)>1)のサンプルについては詳細に分析した。総じて、サンプルの3~5%が、総和HI>1を示したが、多くの場合はその中の1つの農薬が主に影響していた。 類似の作用プロファイルをもつ物質(同じCAG:累積評価グループ)は一緒に評価することができる。その中でHI>1となったのは、カーバメート系及び有機リン系化合物であった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/6-sitzung-der-bfr-kommission-fuer-pflanzenschutzmittel-und-ihre-rueckstaende.pdf |