食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03420810105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、食中毒原因を追跡するための試験的事業を開始 |
資料日付 | 2011年9月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は9月7日、食中毒原因を追跡するための試験的事業を開始すると発表した。概要は以下のとおり。 2011年1月から施行された食品安全近代化法の定めにより、FDAは農産物と加工食品に関する当該事業を少なくとも2件実施しなければならない。また、追跡に資する高リスク食品に関する記録保持の制度化も義務づけられている。このためFDAの監督下で、非営利団体の食品技術研究所(IFT)が2つの試験的事業を受託し、運営することになった。 試験的事業を通じて、食品を迅速かつ効果的に追跡する方法と技術が評価される。例えば、追跡に役立つデータの種類、サプライチェーンの点と点を結びつける方法、FDAによるデータ利用を迅速化するための方法などが含まれる。業界、政府、消費者等利害関係者団体が情報を提供するほか、フードサプライチェーンの農家、飲食店、食料品店等の協力も呼びかけていく。 同事業が終了して必要な情報が得られた後、FDAは高リスク食品の記録保持要件に係る規則作りに着手する。食中毒データに基づく既知のリスク、特定の食品が汚染原因になる可能性、特定の食品に起因する疾病の重症度等を考慮した上で、FDAは高リスク食品を明らかにしなければならない。規則案に対する意見募集期間中に、公開会議を3度開催する予定である。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm270827.htm |