食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03412160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、げっ歯類を用いたwhole food/feedの90日間反復経口投与毒性試験に関する手引書素案について意見募集 |
資料日付 | 2011年7月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月7日、げっ歯類を用いたwhole food/feedの90日間反復経口投与毒性試験に関して科学委員会が作成した手引書素案(45ページ)を公表し、2011年8月22日までの意見募集を開始した。概要は以下のとおり。 1. 当該手引書素案は、試験動物の数を制限しつつ、実験の効果を最大限に引き出すことを目的とした試験デザイン(乱塊法randomised block design)を提案している。 2. 90日間給餌試験は、食品及び飼料、並びに/又は、それらに含まれている個々の物質のリスク評価のための知見を求めるためによく使われる。現在に至るまで、whole food又はwhole feedの90日間給餌試験の実施を希望する申請者は、単一物質の試験に用いる経済協力開発機構(OECD)の試験ガイドラインに適合させるように助言されている。 3. EFSAは、リスク評価の申請を支援するために手引書素案を作成した。当該素案の助言には、げっ歯類を用いたwhole food及びwhole feedの90日間経口毒性試験をデザイン、実施、分析、報告及び解釈する方法が含まれる。この手引書は、新開発食品並びに遺伝子組換え体(GMO)由来の食品及び飼料のリスク評価に用いることが可能な給餌試験を行う申請者を支援するものである。 4. 本手引書素案で使用されている用語「whole food/feed」について(当該素案のp7) (1) 本手引書素案において、whole food/feedは、摂取を意図された(一般的には複数(最大で数千)の個別物質で構成される)産物をさす。Whole food/feed の範囲は、とうもろこしやばれいしょのような植物を主成分とする産物から果実ジュースや小麦粉等のより精製されたもの、微生物を成分含有する又は微生物由来の食品、並びに、食肉及び乳等の動物由来食品にまで及ぶ。 (2) 本手引書素案で使われている用語のwhole food/feed (ときには「whole product」とも呼ばれる) の解釈は、動物実験においてより高い餌中濃度で投与可能な精製された単一の食品/飼料原料(1種類又は数種類の物質で構成)からwhole food/feedを区別することを目的としている。 (3) 当該手引きは、欧州の規制環境下で、特にGMO由来のwhole food/feed及び新開発食品の規則(現在は規則(EC) No 258/1997)に該当するwhole food/feedを試験することに重点の置かれることが予見される。また、当該手引きは、たとえばクローン動物又はGM動物由来のwhole food/feed産物を試験する場合にも適している。 当該手引書素案は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/110707.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/110707.htm |