食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03410840160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、ビスフェノールA(BPA)に関するQ&Aを公表
資料日付 2011年8月1日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は8月1日、ビスフェノールA(BPA)に関するQ&Aを公表した。
 主な質問は、BPAの有害性の有無、人体に対するBPAの影響に関する懸念、BPAに対する消費者保護規制などである。概要は以下のとおり。
Q1.食品中のBPAは有害か?
A1.ごく少量のBPAがパッケージから食品及び飲料に移行するが、この程度のBPAであれば健康に問題はないと考えられる。
Q2.なぜ一部の人々はBPAに懸念をもつのか?
A2.野生動物ではBPAのホルモン系への影響が証明されたものの、ヒトへの影響は確定的には証明されていない。
Q3.消費者を保護するための規則はあるのか?
A3.現在、欧州連合(EU)では食品接触物質に関する規則により、0.6mg/kg以上が食品に移行しなければ、食品に接触するプラスチック及びプラスチック製品の製造にBPAの使用が認められている。

 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.16/2011(2011.8.10)P11
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/2011/foodinfo201116c.pdf
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/safereating/chemsafe/packagingbranch/foodcontactmaterialsbpa/