食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03410600149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アゾキシストロビンの様々な油糧種子に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2011年6月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は6月29日、農薬有効成分アゾキシストロビン(Azoxystrobin)の様々な油糧種子に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年6月27日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)のフランスが、からしな、けし及びアマナズナの各種子に対するアゾキシストロビンの既存のMRLを修正する申請を受けた。フランスにおけるこれらの油糧種子類に対するアゾキシストロビンの意図された使用に適応するため、欧州連合(EU)の既存MRLの0.05mg/kg(定量限界に設定)を0.4mg/kgに引き上げることが求められている。 2. アゾキシストロビンの毒性学的プロファイルが指令91/414/EECに基づくピアレビューの枠組みで評価され、0.2mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)を算定するデータは十分であった。当該有効成分の低い急性毒性のため、急性参照用量(ARfD)の設定は不要と考えられた。 3. からしな、けし及びアマナズナに対するアゾキシストロビンの意図された使用によって消費者の暴露量が毒性学的参照値を超えることはなく、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことはないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をアゾキシストロビンとして、けしの種子:0.4mg/kg、からしなの種子:0.4mg/kg及びアマナズナの種子:0.4mg/kgのMRL案を勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2283.pdf |