食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03400840343 |
タイトル | フランス衛生監視研究所(InVS)、ノール県における溶血性尿毒症症候群(HUS)集団発生の現況を公表 |
資料日付 | 2011年7月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス衛生監視研究所(InVS)は7月15日、「週刊疫学現状報告(Le Point Epidemio)」でノール・パ・ド・カレ地域圏とピカルディ地域圏における溶血性尿毒症症候群(HUS)集団発生の7月12日現在の状況を発表した。 6月14日にノール県で子供5人のSTEC患者が出たとの届出があった。 疫学調査、微生物学的検査及び衛生検査の結果、このHUS集団発生はスーパーLIDL(リドル)が販売したSTEAK COUNTRYブランドのハンバーグステーキ又はハンバーガーの摂取と関連することを示すものであった。 HUS患者は生後7ヶ月~8歳が18人及び68歳1人の合計19人となった。患者19人の中の11人は、問題のハンバーグステーキやハンバーガーの直接または間接(周辺家族による)摂取に関係すると考えられている。10人はノール・パ・ド・カレ地域圏に、1人はピカルディ地域圏に住んでいる。下痢又は出血性下痢を発症したのは6月6日~7月1日で、HUS発症は6月10日~7月7日であった。 志賀毒素産生性大腸菌(STEC)の検査が実施され、10人の子供に大腸菌O157感染が確認された。残りの1人については検査中である。患者4人の家庭の冷蔵庫に残っていたステーキのSTEC検査で、患者から分離された菌株と同じSTEC血清型O157株が確認された。 同じ時期にノール県で届出のあった他の8人のHUS患者は、子供が7人で大人が1人である。ナショナル・リファレンス・ラボラトリー・センターの検査はまだ完了していないが、問題の肉を食べていないことや異なる株への感染であることから、これら8人は今のところ、この集団感染事件には関係がないと考えられている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
情報源(報道) | フランス衛生監視研究所(InVS) |
URL | http://www.invs.sante.fr/content/download/12744/76751/version/5/file/pe_shu_npc_picardie_120711.pdf |