食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03390930149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、EUにおけるヒト・動物・食品由来人獣共通感染症細菌・指標細菌の薬剤耐性に係る2009年概要報告書を発表 |
資料日付 | 2011年7月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)及び欧州疾病予防管理センター(ECDC)は7月13日、EUにおけるヒト・動物・食品由来人獣共通感染症細菌・指標細菌の薬剤耐性に係る2009年概要報告書を発表した(全321ページ)。概要は以下のとおり。 2009年に25加盟国から寄せられた情報を基に、ヒト・動物・食品から分離されたサルモネラ属菌及びカンピロバクター並びに動物・食品から分離された指標大腸菌及び腸球菌の薬剤耐性について分析した。薬剤耐性は、ヒト・動物・食品からの分離株に普通に見られたが、国ごとの格差が大きかった。 ヒトから分離されたサルモネラ属菌は、対アンピシリン、テトラサイクリン、スルホンアミド耐性が高く、第3世代のセファロスポリンやフルオロキノロンに対しては低かった。 家きん、豚、牛及びこれらの肉から分離されたサルモネラ属菌と指標大腸菌では、やはり上記3薬剤への耐性が普通に見られたが、第3世代のセファロスポリンへの耐性は低かった。 家きん、ブロイラー肉、豚から分離されたサルモネラ属菌と指標大腸菌では、シプロフロキサシンへの耐性が中~高レベルであった。 ヒトから分離されたカンピロバクターでは、アンピシリン、シプロフロキサシン、ナリジクス酸、テトラサイクリンへの耐性が高く、エリスロマイシンへの耐性は低かった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA)、欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2154.pdf |