食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03390440149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ベンタゾンの豆類及び生鮮ハーブ類に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2011年5月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月26日、農薬有効成分ベンタゾン(Bentazone)の豆類及び生鮮ハーブ類に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年5月20日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 評価担当加盟国(EMS)の英国が、ベンタゾンのハーブ類に対する既存のMRLを修正する申請を受けた。英国における生鮮ハーブ類に対するベンタゾンの意図された使用に適応するため、既存MRLの0.1mg/kg(定量限界に設定)を15mg/kgに引き上げることが求められている。EMSのフランスが、ベンタゾンの豆類に対する既存のMRLを修正する申請を受けた。フランスにおける当該作物類に対するベンタゾンの意図された使用に適応するため、既存のMRLを0.5mg/kgに引き上げることが求められている。
2. ベンタゾンの毒性学的プロファイルがピアレビューで調べられ、0.1mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)及び0.25mg/kg体重の急性参照用量(ARfD)が算定された。
3. 検討対象の作物に対するベンタゾンの意図された使用によって消費者の暴露量がベンタゾンの毒性学的参照値を超えることはなく、従って公衆衛生上の懸念をもたらすことはないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をベンタゾン並びに抱合体の6-ヒドロキシベンタゾン及び8-ヒドロキシベンタゾンの総量をベンタゾンに換算したものとして、さやいんげん:0.3mg/kg、いんげんまめ:0.05mg/kg、レンズ豆:0.05mg/kg、ハーブ類:10mg/kgの各MRL案を勧告する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2188.pdf