食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03390420149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アセタミプリドのあぶらな科花蕾類及びいちじく類に対する現行の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2011年5月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月16日、農薬有効成分アセタミプリド(Acetamiprid)のあぶらな科花蕾類及びいちじく類に対する現行の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年5月11日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)のフランスが、あぶらな科花蕾類(グループ全体)に対するアセタミプリドの既存MRLを修正する申請を受けた。アセタミプリドの意図された使用に適応するため、既存MRLの0.01mg/kg(定量限界)を0.3mg/kgに引き上げることをフランスは提案した。EMSとしてフランスは、いちじく類に対するアセタミプリドの既存MRLを修正する申請を別の申請者から受けた。アセタミプリドの意図された使用に適応するため、既存MRLの0.01mg/kg(定量限界)を0.03mg/kgに引き上げることをフランスは提案した。 2. アセタミプリドの毒性学的プロファイルがピアレビューの枠組みで調べられ、0.07mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)及び0.1mg/kg体重の急性参照用量(ARfD)を結論づけるデータは十分であった。 3. あぶらな科花蕾類(ブロッコリーを除く)及びいちじく類に対するアセタミプリドの意図された使用によって、暴露量が消費者の健康リスクを有するレベルに達することはないとEFSAは結論づける。ブロッコリーへのより重大な使用から算定した高いMRLの消費者の安全性について、EFSAは従前の理由を付した意見書の中で既に評価している。EFSAは、規制対象の残留物定義をアセタミプリドとして、カリフラワー:0.15mg/kg、ブロッコリー(カラブレーゼ・ブロッコリー、チャイニーズ・ブロッコリー、ブロッコリーラーブ):0.3mg/kg、その他のあぶらな科花蕾類:0.15mg/kg、いちじく類:0.03mg/kgのMRL案を勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2166.pdf |