食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03390400149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分シフルフェナミドの様々な作物に対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表 |
資料日付 | 2011年5月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月13日、農薬有効成分シフルフェナミド(Cyflufenamid)の様々な作物に対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2011年5月11日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 評価担当加盟国(EMS)の英国が、シフルフェナミドのりんご、なし、生食用ぶどう、ワイン用ぶどう、ズッキーニ、きゅうり及びメロンに対する既存のMRLを修正する申請を受けた。シフルフェナミドの意図された使用に適応するため、いずれも0.02mg/kg(定量限界)の既存MRLをりんご、なし及びズッキーニについては0.05mg/kg、きゅうり及びメロンについては0.04mg/kg、生食用ぶどう及びワイン用ぶどうについては0.15mg/kgにそれぞれ引き上げることが提案されている。 2. シフルフェナミドの毒性学的プロファイルがピアレビューの枠組みで評価され、0.04mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)及び0.05mg/kg体重の急性参照用量(ARfD)を提案するデータは十分であった。 3. りんご、なし、生食用ぶどう、ワイン用ぶどう、きゅうり、ズッキーニ及びメロンに対するシフルフェナミドの意図された使用によって食事経由暴露量が消費者の健康リスクを有するレベルには達しないとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をシフルフェナミド(Z-異性体)及びそのE-異性体の総量として、りんご:0.05mg/kg、なし:0.05mg/kg、生食用ぶどう:0.15mg/kg、ワイン用ぶどう:0.15mg/kg、きゅうり:0.04mg/kg、ズッキーニ:0.05mg/kg、メロン:0.04mg/kgの各MRL案を提案する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2161.pdf |