食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03390020160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、妊婦に対し粘土を食べないよう注意を喚起 |
資料日付 | 2011年7月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は6月30日、妊婦に対して粘土を食べないよう注意喚起した。 FSAは妊婦に対し、胎児に有害な毒性のある化学物質を多量に含んでいる可能性があるのでsikor又はshikor matiと呼ばれているような粘土を食べないように忠告した。 アジアやアフリカの一部で、特に妊婦が、妊娠中に粘土や土を食べることが体に有益であるとして、粘土や土を摂取することがあるようである。英国で粘土がどのように摂取されているかよく分かっていないが、最近デモントフォート大学(De Montfort University)が行った調査で、バーミンガム、レスター、ルートンの店でバングラデシュから輸入された製品が発見された。 これらの焼成粘土を検査した結果、鉛やヒ素を高い濃度で含んでいた。ヒ素暴露は肺、皮膚、膀胱の発がんリスクを増大させる。妊婦、幼児、子供の鉛暴露は脳の発達にリスクをもたらし、知能に悪影響を及ぼす。 FSAは医療関係者や地方保健当局と共同で消費者がこれらのハザードに気付くよう周知徹底の働きかけを行うものとする。 もしこれらを摂取したことがある、または問題があるようなら掛かりつけの医者の診察を受けるよう勧告する。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.14/ 2011(2011.07.13)P11 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2011/june/clay |