食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03380750149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分プロパルギットのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2011年5月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月11日、農薬有効成分プロパルギット(Propargite)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年2月23日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. プロパルギットは、再評価プログラムの第3段階パートBにある84種類の有効成分の1つである。 2. 本報告書における結論は、申請者が求めたぶどう及びトマトに対するダニ駆除剤としてのプロパルギットの代表的用途の評価に基づいて出された。 3. 原体の識別情報のセクションで2つのデータギャップが特定された。原体規格が毒性試験で使用されたバッチによって裏付けられておらず、重要な懸念領域になった。すなわち、不純物(impurities)の毒性学的関連性について十分に対処されておらず、データギャップが特定された。また、プロパルギットが2系統のラットの様々な器官に潜在的な発がん性を発現し、遺伝毒性の作用機序を無視することができないため、申請された規格のプロパルギットを用いた新しい有効な遺伝毒性データパッケージが利用可能になるまで、現段階では信頼できる参照値を設定できない。したがって、リスク評価を行うことができず、重要な懸念領域になった。 4. 残留物のセクションでは、5つのデータギャップ及び1つの重要な懸念領域が特定された。消費者のリスク評価を行うことができなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2087.pdf |