食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03380740149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分アセトクロールのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2011年5月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月11日、農薬有効成分アセトクロール(Acetochlor)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年2月15日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. アセトクロールは、再評価プログラムの第3段階パートAにある79種類の有効成分の1つである。理事会指令91/414/EECの附属書I (訳注:植物防疫製剤への含有を認可された有効成分のリスト) からのアセトクロールの除外、及び当該成分を含有する植物防疫製剤への認可取消に関する委員会決定2008/934/ECの後、申請者が当該リストへの収載を求めて再申請を行った。再提出された書類には、附属書Iからのアセトクロールの除外に関する決定(訳注:EU法令)をもたらした当該有効成分の評価報告書素案(DAR)で特定された問題及び懸念に対処する追加データが含まれた。 2. 再申請に対する結論は、申請者が求めたとうもろこしに対する除草剤としてのアセトクロールの代表的用途の評価に基づいて出された。 3. 一日摂取許容量(ADI)は、マウス78週間試験から得た最小毒性量(LOAEL)に安全係数300を適用し、0.0036mg/kg体重/日である。急性参照用量(ARfD)は、ラットを用いた急性神経毒性試験を根拠として安全係数100を適用し、1.5mg/kg体重である。 4. 規制対象の残留物定義を「加水分解でEMA (34)(訳注:2-エチル-6-メチルアニリン)及びHEMA (33)(訳注:2(1-ヒドロキシエチル)-6-メチルアニリン)を形成するすべての化合物をアセトクロールに換算したもの」とすることで最終的に意見が一致した。リスク評価のための残留物定義は、EMA (34)及びHEMA (33)を形成する代謝物並びに代謝物のN-oxamic acid (68)(訳注:((6-エチル-3-ヒドロキシ-2-メチルフェニル)アミノ)(オキソ)酢酸)をアセトクロールに換算したもの、とされた。これらの残留物定義は、輪作作物中の残留物の評価にも妥当である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2143.pdf |